肝臓は丈夫な臓器?

肝臓の丈夫さを説明をする看護師

人体の臓器の中で最も再生能力が高いのは肝臓だと知っていますか?
肝臓はその4分の3を切除しても4か月程度で再生してしまいます!他の臓器はこのような再生能力は持ち合わせておらず、肝臓が特別に持っている能力です。すぐれた再生能力から臓器移植の際に肝臓の切片を切り出して利用することもあるそうですよ。肝臓の機能は多岐にわたり、とても働き者でパワフルな臓器です。

 

このことから肝臓が悪くなったら切って、また作ったらいいんじゃない?と感じるかもしれませんがなかなかうまくはいきません。肝硬変など肝臓の組織自体が障害を受け、健康的でない場合は肝臓は再生しないのです。再生するとはいえ、肝臓はいたわって、大切にしてあげなければいけません。

 

あなたは肝臓を大切にしていますか?
他の臓器は悪くなるとすぐに体調が悪くなり、変化に気付きやすいのですが、肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれており、異変に気付きづらいと言われています。
肝臓は日常的に働き続け、負担を強いられています。例えば、体内に入ったアルコールの分解はほとんどを肝臓が担っています。そのため、飲酒が多い人は脂肪肝や肝硬変を引き起こしやすいのです。さらに肝硬変は進行すると肝臓がんのリスクを上昇させます。沈黙の臓器とも呼ばれるほどの我慢強さがゆえに病気の進行には気付きづらいです。心当たりのある人は検診を受けて、早期発見できるようにしましょう。
また定期検診を受診することで、生活習慣を改善することもできます。健康な身体があってこその生活です。気になる人はお医者さんに相談してみましょう。きっと力になってくれるでしょう。

 

定期検診に行くのは気がひけるし、面倒という人もいるかと思います。そこで簡単な自己チェック法をご紹介します。
肝臓は身体の右側、肋骨の下あたりに位置しています。この辺りを肋骨の縁に沿ってマッサージしてみましょう。腹筋の右側をグイグイと押し込む感じで揉みます。硬い人は肝臓が疲れているかもしれません。暴飲暴食を避け、無理をしないようにしましょう。